感動とは何処に
どうしようもなく、人間の感性とは様々あるのだから様々あるべきだ。最高の一つを決めるより選択肢があることの方が豊かだと樹教授も言ってたしね。もやしもんで。
君の名はから派生して、感動するなどという感想がそりゃもう目に入るからこれまで俺は何に感動してきたのか思い起こそうではないか。長いかもしれんが。
・十三人の刺客 にっくき殿に、四肢と舌を切り落とされた女子が書いた「みなごろし」の紙を広げるシーン
主演役所広司
もはや語ることのない火蓋を切る最高のシーン
・プラネテス ユーリがコンパス見つけるシーン
子安武人の「ああ、」って吐息だけでいっつも胸がかき乱される。このコンパスの後日談も安心感のすごいヤツが来る。歓喜にも似てる。
・オーケストラ! ラスト、ヴァイオリン協奏曲演奏
どうしようもない。名曲でもあるし映画の布石はこれで全部回収されて全てが音楽になって襲いかかってくるような感覚。
・モーレツ!大人帝国の逆襲 しんのすけ、鉄塔を走る
BGMも21世紀を手に入れろ!なんてアツい題名してる。言わずと知れた傑作だしあそこはすごいわ。
引っ込み思案、対人恐怖症、仮想空間に閉じこもって好き放題してる二面性激しいコミュ障が手柄を上げて最後宇宙船のメンバーに別れを告げるシーン。ちょっと話がこのあと続く。
バークレイのお話基本どれも楽しい。
・ER ルーシーを治療する意地のロマノ
常々口と当たりの悪い、腕のいい外科医ロマノ。研修生ルーシーに、オフの日であるにも関わらずオペを必要だからやれと押しかけられた日なんかもあった。
そのルーシーが刺され重篤である。事もあろうに緊急外来でだ。
死なせてなるものか
あまり関わりたくない嫌われ者の外科医が、オペではなくルーシーの緊急治療でその意地と感情を爆発させる
もっかいみてえなあれ
ちょっといろいろ思い出すからこれは前編としてここまで。保留。